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特集

部員それぞれが自主的に考える。
そして、みんなで楽しく活動。

活動実績

2020 関東ラクロスリーグ戦3部 第3位

女子ラクロス部
中村優里香さん(2021年度 主将)理学部化学科3年
山谷理絵さん(2021年度 副将)経営学部経営学科3年

東京理科大学女子ラクロス部は、大学内で最も大きな女子だけの運動部です。
2020年度は関東ラクロスリーグ戦3部に所属し、3位という成績でした。
現在の部員数は約30名。
今年はどのように活動してきたのか、以下のお2人にお話を伺いました。

初めて触れた
「ラクロス」という競技

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Q. まずはお2人がラクロス部に入った理由を教えてください。
中村:私は中高でダンスをやっていましたが、大学に入って違うスポーツを始めたいという気持ちがありました。通っていた塾の先生が理科大ラクロス部に所属していたことや、4月の体験会に参加したことがきっかけで、ラクロスというスポーツに初めて触れてみて、楽しい、自分ももっとできるようになりたいと思ったので、入部を決めました。
山谷:私は女子がたくさんいる団体で球技をやりたかったというのが一番の理由です。私はずっとバスケをやっていたのですが、女子の球技をやっていくうちに、自分が成長したことを実感できたので、同じ環境でやりたいと思っていました。理科大ラクロス部は、たくさんの女子が活発に活動しているスポーツ団体だったので、自分にぴったりだと思い入部を決めました。

Q. ラクロスという競技は、経験者と初心者で入ってからの違いはありますか?
中村:やはり入ってすぐとなると、経験者は基礎ができているため初心者と比べて勝っている部分は多いです。中学・高校での他競技の経験が活かされてレベルアップしていく人もいます。しかし練習はみんなでやっていくので、初心者が経験者に負けてしまい、全然プレーについていけないということはありません。

Q.先輩と後輩の関係はどんな感じですか?
中村:中学や高校でのクラブ活動にある上下関係とは違って、厳し過ぎることはありません。ただサークルではなく部活なので、緩すぎるわけでもないですが、厳しい上下関係ではなくフランクな部活です。

自主的に取り組んで得られるもの

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Q. 活動を通して印象に残ったことや、得られたことを教えてください。
中村:私は、球技を部活としてやるのが初めてでした。周りにはバスケやサッカーの経験者がいて、球を扱う感覚があったり、プレー中の動きも何となくわかったりする人が多かったです。でも私は初心者として入って、まずは「オフェンス」や「ディフェンス」という言葉から覚えていく感じだったので、最初はそこでてこずってしまい、人よりたくさん練習しなければならない状況でした。しかしコツコツ練習することによって、できることが増えていくことの喜びや達成感を感じることができました。
山谷:私が成長を感じたことは、自主性を持って活動すること、自分で開拓していくところです。その理由は、ラクロスがマイナーなスポーツであることに大きな要因があります。私がやっていたバスケはメジャーなスポーツなので、プレーにおいてわからないことやできないことがあると、ネットで検索して解決方法を見つけることが簡単にできました。しかしラクロスの場合、検索しても何も出てこないので全く助けになりません。そのため、自分たちでやってみて「これがうまくいくね」「これだとうまくいかないね」などと、部員自身が考えて実践することが重要です。また高校までの部活と違って顧問の先生の指導のもと活動するのではなく 、学生が主体となって部活を引っ張っていかなければなりません。「自分でやらなければいけない」、「自分たちで開拓していく」というところで、成長することができました。

Q. 中村さんは主将をされていますが、球技は未経験だったのに主将になれたということですよね?
中村:例年の主将はプレー面でも組織面でも引っ張るという位置づけですが、私の場合は全然そうではありません。他の同期にプレーがうまい人はたくさんいるのでプレー面でチームを引っ張るということはなく、部員全員にラクロスが楽しい、このチームが楽しいと思ってもらえるように組織面で頑張っています。

競技人口が少ないことを逆手に取る

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Q. 自分たちで試してみる以外にわからないことがあったときどのように解決していますか?
山谷:一番速いのは先輩に聞くことです。しかしラクロスはプレー人口も少ないので、日本代表になるような人に、S N Sなどを使って簡単に繋がることができます。また、トップの選手によってS N Sに投稿されているレクチャー動画を見ることも手段です。

Q. 競技人口が少ないからこそトップの選手と繋がれるということですか?
山谷:そうです。D Mで質問を送ると気軽に答えてくれます。また理科大ラクロス部はO Gにトップ選手がいるので、その方に急にコーチを頼むということもあります。

コロナ禍での新しい活動方法

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Q. 新型コロナウイルスの影響下で、今年はどのように練習していましたか?
中村:大学側から練習ができないと言われてからは、全員がZoomに集まってオンラインミーティングをしたり、トレーニングをオンラインでやったり、壁あてなどの個人練習をしたりしていました。

Q. オンラインであることを活用した活動はありましたか?
中村:オンラインだからこそ、チーム作り、例えば部員同士のコミュニケーションがしっかりと深く取れているのかなと考えています。普段、グラウンドではプレーの練習が中心になるので、ちゃんと個々のことを知る機会はなかなか時間が作れないことが多いです。しかし今はグラウンドで練習できない分、オンラインで顔を合わせ、今年の目標や去年を振り返って話すことで、メンバーを深く知ることやチーム作りに時間を割くことができているのかな、と思います。

新入生に向けて

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Q. 新入生へのメッセージをお願いします。
 ラクロス部は、女子だけの部活という点で、理科大の中で最も大きな部活です。部活なので、サークルよりも厳しい部分はありますが、その分練習中とそれ以外の時間でメリハリをつけて活動できています。部員全員が仲良く活動しているので、新入生の皆さんにはぜひ体験会などに遊びに来て、部の雰囲気などを感じてもらいたいです。
 

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