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FEATURES

特集

『文武両道』で走り続け、
 掴んだ栄冠。

活動実績

​【友田真隆さん】

第90回日本学生陸上競技対校選手権大会
男子400m 優勝 /男子4×400mリレー 出場

第105回日本陸上競技選手権大会
男子400m 出場

第32回関東学生新人陸上競技選手権大会
男子400m 優勝、大会記録更新、最優秀選手



【陸上競技部】

第100回関東学生陸上競技対校選手権大会にて
短距離、中長距離、フィールド、リレーにおいて
12人10種目出場

第90回日本学生陸上競技対校選手権大会にて
男子4×400mリレー出場

​東京理科大学陸上競技部​
友田真隆さん

​​コロナ禍で活動が制限されていた中でも、神楽坂、葛飾、野田の3キャンパスから構成された100人を超える部員たちは、
各種目で真摯に陸上に取り組んできました。

今回は、第90回日本学生陸上競技対校選手権大会男子400メートル優勝、及び自己ベスト更新、
さらに第32回関東学生新人陸上競技選手権大会男子400メートル優勝、大会記録更新、
最優秀選手に選ばれるなど、数々の大会で実績を収めた友田真隆さんと、陸上競技部代表のお二人にお話を伺いました。​

一回一回の練習を大切に。

優勝した時は、うれしい気持ちでいっぱいでした。

・・・

Q.いつから陸上をはじめたのですか?また、陸上を始めたきっかけも教えていただけますか。 

友田:陸上を始めたのは、小学5年生の時です。当時、仲が良かった小学校の先生に誘ってもらい、陸上部に入ったのがきっかけです。中学1年生の途中までは100メートルをやっていましたが、次第に限界を感じ、当時の顧問の先生の勧めで400メートルに出てからはずっと400メートルをやっています。 

 

Q.優勝した時のお気持ちは? 

友田:正直なところ、大会前までは優勝できると思っていなかったので、実際に優勝できてとてもうれしい気持ちでいっぱいです。 

 

Q.どのような努力をされましたか? 

友田:そうですね、強豪の学校とは違って、練習できる日数が限られているので、一回一回の練習を毎日大切にすることを心がけていました。走るのはもちろんのこと、大学に入ってからは全体練習がない日に、高校時代あまりやっていなかった筋トレを多くやるようにしていました。 

 

Q.今大会で得られたものは? 

友田:東京オリンピックの関係で、大会直前までテストがあった中での大会参加だったので、勉強と陸上、どちらも両立できたという点で非常に自信になりました。 

目標を持ち、メリハリをつけて行動する。

・・・

Q.両立という点について、具体的にどのように勉強と陸上に向き合っているのか、教えて下さい。 

友田:正直、大学が理科大に決まった時には両立は難しいのではないかと思っていて、勉強と陸上、どちらも中途半端になるのは嫌だという思いから、大学では陸上はやめようと考えていました。しかし、実際に陸上部を見学してみると、勉強を頑張りながら陸上にも取り組んでいる先輩方が多くいらっしゃったので、この環境なら頑張れそうだと思い、続けることにしました。 

 両立するために大切なことは、勉強をする日と練習をする日をできるだけ分けて、メリハリをつけることです。具体的には、課題はなるべく出されたその日のうちに終わらせて、空いた時間で練習するという感じです。苦しくなったら自分が掲げる目標を思い浮かべて、それに向かって頑張るようにしています。 

 

Q.具体的にはどのような目標をお持ちなのでしょうか?また、目標にしている選手はいますか? 

友田:目標にしている選手は、加藤修也さんという人です。やはり目標の選手が一人いるだけで、モチベーションがかなり違います。 

 陸上面での目標は、日本陸上競技選手権大会の決勝で戦うことです。今年は予選で敗退してしまったので、来年こそは決勝の舞台に立ちたいです。 

 勉強面での目標は、正確にやりたいことが決まっていないので、選択肢を増やすために毎日コツコツ頑張って、できるだけ良い成績を取ることです。 

 

Q.最後に、陸上の大変なところと楽しいところをそれぞれ教えてください。 

友田:楽しいところは、自分の努力が記録に結び付きやすいところです。一方で、走らない期間が長く続くと、どうしても体が鈍り、走れなくなってしまうので、日々練習を継続しなければいけないところが大変だと思います。 

​目標や練習メニューを自分で決められる。その柔軟性が魅力です。​

・・・

Q.ここからは、陸上競技部について、部長の國澤亜希さんと、石井大己さんにお話を聞かせていただきたいと思います。まず、部活の雰囲気はどのような感じでしょうか? 

國澤:練習は週2回で、短距離・長距離のブロックごとに分かれて、野田キャンパスのグラウンドや、都内で借りられる複数の競技場を利用して行っています。頻度やメニューを自分たちで柔軟に決めて練習できることが大きな魅力だと思います。 

石井:陸上は個人種目なので、目標もレベルも一人一人異なりますが、それぞれが自分の目標に向かって自分のペースで取り組める部活です。先輩は親しみやすい方が多く、新型コロナウイルスが流行する前は、先輩後輩関係なくご飯を一緒に食べたり、遊んだりしていたので、歳の離れた先輩方ともいい関係を築けているのではないかと思います。また、勉強するために大学に入って、加えて部活も頑張りたいという人がほとんどなので、初心者も経験者も分け隔てなく練習を行うことができています。 

 

Q.友田さんにも伺いましたが、お二人は勉強と部活の両立をどのようにされていますか? 

石井:全体練習は週2回と少ないので、自主練においてもしっかり質を求めて練習をしていくことが大切だと思います。また、友田と同じように、課題も早めに終わらせることが大事だと思います。 

國澤:私も勉強と陸上のメリハリを大事にしています。練習が週に2回というのは、多分他の学校の陸上部さんと比べるとかなり少ない方だと思います。その中で、毎回の練習を大切に行えるように準備することが大事だと思います。 

​新入生に向けて一言

・・・

​Q.では最後に、新入生や入部を検討している人達へ一言お願いします。 

石井:陸上競技部は、練習が週に2回で、練習内容を自分で決められるほか、先輩後輩の関係も良く、楽しく活動できるような部活です。新入生の皆さんの入部をお待ちしています! 

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